公営ギャンブルを仕事にするチクリンの競馬予想　5月24日　ＧＩ　オークス　直前予想

今回は、ＧＩオークスを予想します。

前回のアーモンドアイはさすがでしたね。

今回は、桜花賞馬デアリングタクトに注目ですね。

オークス
　人気別成績（過去10年）
１番人気馬が昨年のラヴズオンリーユーら近４年続けて勝利し、連対率70％・複勝率80％と高い。14年以降の近６年は連続で連対を果たしている。
２番人気馬は14年ヌーヴォレコルトの１勝のみだが、複勝率は１番人気馬に次ぐ70％。
３番人気馬が２勝、５・７・９番人気馬が１勝ずつ。９番人気馬は13年メイショウマンボが勝利している。
２・３着馬もほぼ９番人気以内におさまっているが、昨年は２着に12番人気カレンブーケドールが激走。

　キャリア別成績（過去10年）
４戦の馬が一昨年のアーモンドアイら最多の４勝をあげており、勝率トップ。
５戦の馬は17年ソウルスターリングら３勝をあげ、連対率・複勝率が最も高い。これら４・５戦の馬で全３着以内馬30頭中21頭を占めている。
なお、２戦の馬は３頭すべて着外に敗れており、９戦以上の馬もすべて４着以下に敗退している。

　前走レース別成績（過去10年）
桜花賞組【7-4-5-63】と連対馬の半分以上を占めている。
忘れな草賞組　【3-0-0-7】で、勝率3割というのはかなりのハイアベレージだ。
フローラS組は【1-4-4-37】だが、勝ち馬は2010年のサンテミリオン（1着同着）以来出ていない。
なお、フラワーCや1勝クラスから挑んだ馬は勝ち馬はおろか、馬券にすら絡んでいない。
スイートピーＳ組は昨年カレンブーケドールが２着に好走している。

　東京芝2400m・過去10年の枠別成績
1枠【39-29-27-261】勝率11.0%/連対率19.1%/複勝率26.7%
2枠【46-25-40-267】勝率12.2%/連対率18.8%/複勝率29.4%
3枠【29-25-26-318】勝率7.3%/連対率13.6%/複勝率20.1%
4枠【27-29-25-330】勝率6.6%/連対率13.6%/複勝率19.7%
5枠【31-31-44-332】勝率7.1%/連対率14.2%/複勝率24.2%
6枠【30-38-36-360】勝率6.5%/連対率14.7%/複勝率22.4%
7枠【33-43-35-416】勝率6.3%/連対率14.4%/複勝率21.1%
8枠【33-44-35-437】勝率6.0%/連対率14.0%/複勝率20.4%
近年は殊に内枠有利の傾向が強くなっている。
GIに限定すると1枠は【9-7-7-35】複勝率39.7%。
5番人気以内に限ると【7-5-4-7】複勝率69.6%と並の1番人気よりも信頼度が増す。

　東京芝2400m・過去10年の脚質別成績
逃げ【24-28-24-199】
勝率8.7%/連対率18.9%/複勝率27.6%
先行【95-86-91-642】
勝率10.4%/連対率19.8%/複勝率29.8%
差し【106-100-97-985】
勝率8.2%/連対率16.0%/複勝率23.5%
追込【40-47-50-866】
勝率4.0%/連対率8.7%/複勝率13.7%
脚質的には大きな有利不利はないが、オークスは上がり最速馬を買うレースで、過去10年では【7-3-2-1】複勝率92.3%。唯一の着外だった2017年オークスのディアドラも3着からアタマ差の4着だった。

　東京芝2400m・過去10年の調教師別成績
友道康夫【11-7-8-34】勝率18.3%/連対率30.0%/複勝率43.3%
藤原英昭【6-7-0-19】勝率18.8%/連対率40.6%/複勝率40.6%
国枝栄【10-11-3-38】勝率16.1%/連対率33.9%/複勝率38.7%
堀宣行【16-8-12-54】勝率17.8%/連対率26.7%/複勝率40.0%
※30回以上の出走機会がある調教師に限定
デゼルを管理する友道康夫調教師が複勝率トップ。単複回収率はともに130%超え。さらにGIで5番人気以内に支持された際は【3-1-2-2】複勝率75.0%と信頼度が一段と高まる。
ミヤマザクラ、リリーピュアハート（抽選）を送り込む藤原英昭調教師はただ一人連対率4割をクリア。ただしGIではエイシンフラッシュのダービー勝ちがあるものの【1-1-0-13】複勝率13.3%にとどまっている。
国枝栄調教師はGIでの好走例の多さで、2019年以降に限ると【2-2-1-1】複勝率83.3%。昨年のオークスではカレンブーケドールを12番人気ながら2着に導いる。